[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ぬくもりを くれた人は しばらくは好きです。
関西・初出店 !
珍味・おつまみブランド
『Hotaru no Hikari』が
8/29 LUCUA 1100 2F にオープン決定!
『Hotaru no Hikari』とは、日本の食文化である珍味をスタイリッシュにデザインし、あたらしい珍味のスタイルを世界へお届けするギフト珍味です。
弊社では2015年11月11日に、珍味ブランド『Hotaru no Hikari』を東京都港区虎ノ門にオープンさせていただいき 虎ノ門本店を始め、百貨店イベントにおいて皆さまより驚くほどのご反響を頂き、
この度『Hotaru noHikari』LUCUA osaka店をオープンさせていただくことになりました。
『Hotaru no Hikari』
LUCUA osaka店では、「珍味=オヤジ」といういままでのイメージを一掃し、 若い女性はもちろん、老若男女どなたさまでも、ゆっくりと商品を見ていただける木のぬくもりのあふれる お店となっております。
ご自宅用、お土産、ご進物とあらゆるシーンによろこばれる日本の珍味のあたらしいカタチを楽しんでいただけると幸いです。
『Hotaru no Hikari LUCUA osaka店』
開店:2018年8月29日(水曜日)
10時 OPEN
〒530-8558 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 LUCUA 1100 2F
月~日:10:00~21:00
業界初!
珍味・おつまみギフト専門店
Hotaru no Hikari ホタルノヒカリ
●東京・虎ノ門本店
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2丁目5-5 1F
☎︎03-6205-7877
定休日:不定休
絶対に失敗しないぬくもりマニュアル
#42
→
みんなにはまだ内緒だけど、今日のオレには重大なミッションが与えられている。
準備はバッチリだし練習もした。
でも緊張する・・・
大舞台でひとり、慌てず上手く出来るかな?
「ふぅ・・・」
頭の中がそのことでいっぱいで、隙間時間は気もそぞろになってしまう。
みんなが打ち合わせしたりふざけあったりしてる中、ぼんやり宙を漂わせるオレの視線を薄い何かがサッと遮り、
「ヘイ不思議ちゃん、調子はどうだ?」
「し、しょおちゃん?」
振り向いたら、いかついのも似合うじゃんって優しく微笑んでくれる彼。
翔ちゃんは最近、仕事でもプライベートでもたくさんオレに構ってくれる。
今だって小道具のサングラスをヘアバンドみたいに押し上げた翔ちゃんが、
「どうした雅紀、本番前で緊張してんの?」
リラックスリラックスって軽い調子で肩をもみ、耳元に近付いて、みんなが居るから大丈夫だよって囁いてくれたから少しだけ気持ちが楽になった。
「・・・うん、ありがと。
くふふ、しょうちゃんもサングラスすげぇ似合うね。チャラいけど。」
「ははっ、チャラい言うなやお前っ!」
ふざけたノリだったけど、緊張をほぐそうとして声を掛けてくれたのがわかるから素直にうれしい。やっぱ翔ちゃん、昔から変わらず優しいよね。
「しょおちゃん、あのね・・・」
「ん、どした?」
「あの、本番おわって、落ち着いてからとかでぜんぜんいいんだけど・・・
おれね、どうしてもしょおちゃんに話しておきたいことがあって・・・」
「お、おう。えっ、改まってナニゴト?」
あらためて確認した自分の気持ち。
ただならぬオレの様子に、心配そうに覗き込んでくれる彼に勇気を貰う。
「こ、告白したいから時間くれないかな?」
「えっ・・・こ、こく・・・・・・ええっ!?」
そう、ずっと好きだったよって。
これからも好きでいていいですか・・・って。
「マジか・・・お前な、大舞台の本番前に・・・」
「あっ、ごめんね!とりあえず忘れてて?」
「バッ・・・んな器用なこと出来るかよっ!」
大きな瞳を真ん丸にした翔ちゃんは、天然タラシがいちばんタチが悪いんだとブツブツ言いながらその場にしゃがみ込んでしまった。
「しょうくん、こんなにバラバラな五人をうまくまとめくれてありがとう。」
言った・・・!
よかった、ちゃんと言えた。
声は震えたけどマイクはきちんと拾ってた。
「・・・最後・・・にっ・・・・・・
オレらがいつも口を揃えていってるトップになりたいっていう夢ぜったい叶えようね。
嵐でよかった、相葉雅紀。」
潤くんが肩を組んで歌ってくれる。
キャプテンは泣きすぎて目が真っ赤。
ニノちゃんはずっと優しい顔で見守っててくれてて、翔ちゃんは、
「雅紀・・・」
「っ・・・!」
あの時のぬくもりは今でも忘れない。
すごいスピードでオレを引き寄せ力強く抱きしめてくれた翔ちゃんは、
「手紙ありがと。やっぱお前世界一だわ。」
最高だってステージの上で涙ぐみながら、
「お前の夢が、俺らの夢だよ。」
たくさんの人が見守る中オレにだけ聞こえるようにそう言って、ぎゅうっと手を握りしめてくれたんだ。
つづく
コメント